こんにちは!テトラです!
今回は「デュアドについて詳しくなろう!」というテーマで記事を書かせていただきます。
「デュアド」って言葉は聞いたことがありますか?
聞いたことがないって方もいると思います。
「難しそう」と思わずに、この記事で少しでも理解できるようにしましょう!
音楽制作などでもきっと役に立つ知識になります。
デュアドとは?
デュアド(Duad)とは、2つの音、二和音で構成されている音のことです。
和音と聞くとコード(四和音)と言ったものもありますが、和音の基本はディアドです。
このディアドについてを理解することができると、表現したい音や、適切なコードや流れをつけることができるようになります。
差音
2種類の異なるピッチの音を同時に鳴らすことで、異なる周波数が発生します。
すると、その差に相当する新たな振動が発生します。
この新しく発生した振動のことを「差音」と呼びます。
差音というのは基本的にどちらか一方の音を強調するという性質があります。
根音(ルート音)が強調されると和音に安定感を持たせることができます。
逆に、根音ではない上の音が強調されると不安定感が出て、不規則な揺れを感じさせるような音になります。
- 根音が強調=安定感
- 上の音が強調=不安定、揺れ
パワーコード
パワーコードは聞いたことある方もいるかもしれません。
特にエレキギターなどを弾いたことがある方は最初はパワーコードから練習したという方もいるのではないでしょうか?
ロックやメタルなどのバッキングギターでよく使用されるパワーコード。
これも実は二和音のデュアドです。
このパワーコード、トライアド(三和音)やコードを理解していく上でとても大切になってきます。
パワーコードとは、根音(1度)と5度だけを同時に鳴らすものです。
パワーコードを鳴らすことで、名前の通りパワーのある音で、音の濁りのない力強い音が鳴らせます。
この「音の濁りがない」ということがとても大切なことです。
まずは、パワーコードと、トライアドの違いを知りましょう。
- パワーコード=根音(1度)と5度の二和音
- トライアド=根音(1度)と3度と5度の三和音
つまり、パワーコードとトライアドの違いは3度の音がないことです。
3度の音がないこのことを「空虚5度」と呼びます。
3度の音にはメジャーとマイナーがあります。
コードはこの3度の音を使い調を作りコードの性質を作っています。
その3度の音がないということは、音の濁りがなく、パワーコードは自由度の高いものになります。
デュアドの分類
二音が同時になった時に、二音が馴染む強調されるのか、お互いにぶつかり合って不協和音になってしまっているのか、これらは二音の周波数の関係性によって決まります。
一般的には周波数が単純な整数比になればなるほど音が協和していきます。
まとめ
今回は「デュアド」について紹介させていただきまいた。
コードの理解をする上でとても大切になってくるものですので頭の片隅にこの知識を入れておいてもいいと思います!
パワーコードはロックやポップスをやっていく上では必ず出てきます。
難しいものではなかったと思いますので、ギターなどを弾かない人も覚えておくと、音楽制作で役に立つことがあると思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!